舞台『夜は短し歩けよ乙女』@東京グローブ座 [演劇]
東京グローブ座に、舞台『夜は短し歩けよ乙女』を観にいってきました!
原作は、森見登美彦さんの同名小説。原作も面白いんですよね。
京都を舞台にした不思議な世界観のある物語を
どんなふうに表現するのか興味がありました。
それと、”大きな緋鯉のぬいぐるみを背負った黒髪の乙女”を観たいという気持ちも(笑。
”黒髪の乙女”を演じるのは、モデルとして活躍中の田中美保ちゃん。
そして”私(先輩)”を演じるのは、ゼクシィのCMに出演中の渡部豪太さん。
ふたりとも舞台は今回の作品が初めてだということですが
そんなことを感じさせない演技を見せてくれましたよ。
羽貫役の辺見えみりさんや東堂役の綾田俊樹さんもいい味だしてました。
少年(古本市の神様)を演じた高山都ちゃんもすごく印象に残ってます。
出演するキャラクターはみんな個性が強いんですが
その中でも最も笑いを誘っていたのが、李白翁を演じたベンガルさん。
なんて言うんでしょうね。舞台に登場しただけで笑えるんです。
強烈な存在感を見せつけてくれましたよ。
1幕、70分。休憩15分。2幕、70分。
2時間半があっという間でした。
2列目で観てたので、紙吹雪も浴びまくりです(笑。
本編終了後、アフタートークショーが開催されました。
アフタートークショーが行われるのは、4月6日、9日、13日の3回のみ。
これがあるので、6日の公演のチケットを購入したんですよ。
トークショーは、アトリエダンカンの制作スタッフの方が司会を務め、
アシスタント(?)として、パンツ総番長を演じた西村直人さんも登場。
このふたりが、主演を務める田中美保ちゃんと渡部豪太さんに
質問をするというスタイルで進められました。
初舞台となる本作に出演してみた感想のほか、
西村さんからは、ごはんに何をかけますか?という舞台とは関係のない質問も!!
ちなみに、渡部さんは”酢”。さらに納豆などなど…。
田中美保ちゃんの答えは”何もかけません”でした。
西村さんとのやりとりがおかしくて、思わず笑ってしまいましたよ。
「登場する男性キャラの中で恋人にするなら? 結婚するなら?」という質問には
「恋人は”パンツ総番長”」と答えると、西村直人さんが立ち上がって喜んでました。
結婚するなら”李白翁”という答えを聞いて、渡部さん、ガックリ…(笑。
アフタートークショーは、毎回違った質問をするとのことです。
素な部分が伝わってきて良いですよね。
田中美保ちゃんの”大きな緋鯉を背負った黒髪の乙女”、かわいかったです!
東京公演は4月15日まで。
その後、大阪、仙台、京都、名古屋での公演が開催されます。
わ、中村さんのイラスト!
このお話、舞台もあるんですねー。
このイラストのイメージと
役者さんのイメージは似ていたですか?
面白そうな舞台ですね。
by hirohiro (2009-04-07 23:07)
pianoさん、nice!ありがとうございます!
by takanobu (2009-04-08 02:09)
hirohiroさん、nice!&コメントありがとうございます!
そうなんですよね。原作の単行本の表紙も、文庫本の表紙も、
舞台のポスターの絵も イラストレーターの中村祐介さんが
手掛けられてるんですよ。
黒髪の乙女、雰囲気が似てましたよ。
舞台のパンフレットの中に、中村さんによる主演の田中美保ちゃんと渡部豪太さんの書き下しイラストも発見!
とても楽しい舞台でした!!!
by takanobu (2009-04-08 02:13)