佐野元春さんのライブに行ってきました！＠東京国際フォーラム

18日と19日の二日間、東京国際フォーラム ホールＡで

佐野元春さんのライブが開催されました。

佐野元春30th Anniversary Tour "All Flowers in Time"FINALです。

本来なら３月に開催される予定だったんですが

大震災の影響で延期となっていました。

30周年のアニバーサリーイヤーはたくさんのことをやってくれました。

去年３月に恵比寿リキッドルームでのイベントに始まり

テレビ番組「ザ・ソングライターズ」の第２弾が放送されたり

８月にはスポークンワーズの全国ツアーを行い、

BILLBOARD LIVE TOKYOでのイベント、

コヨーテバンドを引き連れてのライブハウスツアー、

そして、今年に入ってからはTHE HOBO KING BANDを率いてのホールツアー。

アルバム『月と専制君主』のリリースもありました。

ベスト・アルバムのリリースもありました。

個人的には、別冊カドカワで総力特集号も作らせていただきました。

この東京国際フォーラムでのライブで、30周年イヤーに一区切りです。

中学に入った頃から聴き始め、高校、大学、そして現在の仕事を始めてからも

ずっと佐野さんの音楽を聴いてきました。

20周年の日本武道館公演や「THE SUN」ツアーのNHKホール公演など

これまでに何度もライブも観てきましたが

今回のライブは本当に素晴らしかったです。

バンドメンバーは、長田進さん（ギター）、古田たかしさん（ドラム）

井上富雄さん（ベース）、Dr.kyOnさん（キーボード）、

SPAMさん（パーカッション）。

THE HOBO KING BANDなんですが、しーたかさんと

長田さんが参加されているので、THE HEART LANDの

血も入っている最強のバンドです。

「君をさがしている」「ハッピーマン」「ガラスのジェネレーション」

いきなりこの流れ。盛り上がらないわけがない！って感じですよね。

「トゥナイト」「カム シャイニング」「コンプリケイション・ブレイクダウン」

アルバム『VISITORS』の楽曲たちも最高でした。後半で聴かせてくれた

「ニュー・エイジ」を含めて。

発売当時、中学生だった私は『VISITORS』の良さが分かりませんでした。

戸惑ったという感じだったと思います。そういう人も多かったのでは？

『SOMEDAY』の印象が強過ぎたので、このアルバムは尚更理解不能でした。

とっかかりとしては「トゥナイト」でしたね。

『VISITORS』の中で、もっともメロディが感じられる作品で

『SOMEDAY』とこのアルバムを繋ぐ楽曲だと勝手に思っていました。

何度も何度も聴くうちに、徐々にアルバム全体が好きになり、

今でもやっぱり他のアルバムとは系統の違う作品だとは思ってますが

この作品の良さを自分なりに感じています。

ライブで聴くと、その良さがもっともっと伝わってきます。

「99ブルース」「欲望」「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」「ジュジュ」

「月と専制君主」「レインガール」「SPIDER CODE」「ヤングブラッズ」

「観覧車の夜」「君を連れてゆく」

中盤の流れもいいですね。「99ブルース」はあのイントロを聴くだけで

ゾクゾクします。「ナポレオンフィッシュ〜」も大いに盛り上がりました！

「ロックンロール・ナイト」

このあたりからですね。ひとりのファンとしてみんなと大合唱をし始めたのは。

中学の時にアルバム『SOMEDAY』を聴き、「SOMEDAY」に衝撃を受けましたが

Ｂ面の最後の方に収録されていたこの曲にも衝撃をすごく受けたんです。

楽曲の展開、歌詞に描かれたストーリー、シャウト！　そのすべてに。

「約束の橋」

この曲は大学生の頃にリリースされ、当時もよく聴いた曲です。

ドラマの主題歌になっていましたからね。

これもイントロから盛り上がる曲です！

「ヤングフォーエバー」

この曲の時に、ギタリストの佐橋佳幸さんがステージに登場し

演奏に加わりました。この曲もイントロからかっこいいんですよね。

コピーしたくなる曲です。

「ニュー・エイジ」「新しい航海」という流れからの「SOMEDAY」

やっぱり「SOMEDAY」は特別な１曲です。

作るのに半年かかったことなどを歌う前に話してくれました。

この曲への思いなどを、ステージを右へ左へ移動しながら

たっぷりと語ってくれました。

そんな思いを感じながら聴く「SOMEDAY」は格別でした。

「悲しきRADIO」

この曲も初期の代表曲です。

「RADIO! RADIO!」って大合唱でした。

アンコールは「アンジェリーナ」。

やはりこの曲も欠かせないですよね。

まさにベスト的なセットリスト。

特別な夜になりました。

タグ：佐野元春

コメント 1

ろひさん、nice!ありがとうございます！
by takanobu (2011-06-21 00:25)