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南壽あさ子さんのライブ@渋谷duo MUSIC EXCHANGE(2016年8月2日) [音楽/ライブ]

 昨日(8月2日)、渋谷duo MUCIC EXCHANGEでピアノの弾き唄い、南壽あさ子さんのライブを観てきました。
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 この日の出演アーティストは3組で、南壽あさ子さんはトリ。21時過ぎにスタートしました。

 ステージに登場したあさ子さんは、いつものように深々とお辞儀をして、静かにキーボードを弾き始めました。1曲目は少しイントロを加えたアレンジの「フランネル」。まさにこの曲は、南壽あさ子さんの原点とも言える曲のひとつです。初めて聴いた時に感じた”透明感”は今も変わらず、♩国道には〜のフレーズ、わずか数秒でその唄声、雰囲気に惹かれていきます。そして2曲目は「どんぐりと花の空」。あさ子さんの楽曲は季節を感じさせるものも多く、これもそうですよね。それと、あさ子さんを象徴する”旅”もこの曲からしっかりと感じ取ることができます。

 先日、レーベル移籍をしたあさ子さん。それに伴い、リリース情報もいろいろとありましたね。3曲目からはそんな最近の動きに特化した内容になっていました。まずは「八月のモス・グリーン」。3曲目に唄ったこの曲は、3か月連続リリースの第2弾作品。楽曲自体はもう何年も前からあって、これまでにライブでも唄われてきました。大事に温めてきた曲のひとつですが、遂に作品としてリリースされることになりました。ライブ中に発表されましたが今月10日に配信がスタートします。タイトル通り、この曲も季節感があって、まさに今、たくさんの人に聴いてもらいたい曲です。「パノラマライン」とはまた違う”夏”を感じることができますよ。
 そして次に唄ってくれたのは「このごろ、そのひぐらしで」。ライブ初披露となるこの曲は、9月にシングルとしてリリースされる「flora」にカップリング曲として収録されます。アップテンポな楽曲で、他のあさ子さんの曲とは違うテイストなので、新たな魅力が感じられる曲になっています。続いて「flora」も。この曲は人気ゲーム「アトリエ」シリーズの最新作「フィリスのアトリエ 〜不思議な旅の錬金術士〜」のオープニングテーマ曲に起用されましたが、「アトリエ」シリーズのファンにも、あさ子さんの唄はもうお馴染みという感じになってるんじゃないでしょうか。ちなみに、「このごろ、そのひぐらしで」も同作品のイベントリスタートテーマ曲になっています。
 そして、最後は「エネルギーのうた」。2016年から電力自由化に伴い、東京ガスが電気を始めたことをお知らせするために生まれた曲。歌詞の中にも「東京ガス」という言葉が出てきます。レーベル移籍が発表され、最初に配信という形でリリースされたのがこの曲。新しい章の幕開けとも言えるこの楽曲は、コピーライターの武田さとみさんとの共作(歌詞)という試みもあり、またひとつ大事な楽曲になったと思います。

 トリということで、アンコールもありました。最後に唄ったのは「歌うことだけ」。2012年の11月にリリースした『Landscape』の最後に収められたこの曲は、タイトル通り、ピアノの弾き歌いとしてのあさ子さんの意志や決意が感じられます。”季節”や”旅”、”風景”を感じさせる楽曲が多い中、この曲はちょっと特異な楽曲ではありますが、ここぞというときに唄われたりするので、この曲をライブで聴くと、その時その時のあさ子さんの状況や環境と重ねて聴いてしまいます。今、レーベルを移籍し、楽曲制作も含め、またいい環境の中にいると思われます。決意も新たに、歌うこと(唄うこと)に集中して、自分のペースで前に進んでいくんでしょう。

 そういえば、「8月15日頃にも新しいお知らせがあります」とMCで言ってましたね。どんどん新しい情報が出てきていて、楽しみという言葉しかないです。


タグ:南壽あさ子
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takanobu

DorakenBeginnerさん、nice!ありがとうございます!
by takanobu (2016-08-03 08:41) 

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