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『恋文の技術』『毒殺魔の教室』『ぼくが愛したゴウスト』『つむじ風食堂の夜』『シュレディンガーの哲学する猫』『芝生の復讐』『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』 [書籍/オススメ作品]

この前、買った本について書きましたが、ほとんど読み終えたので
また何冊か購入しました。

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まずはコレ。森見登美彦さんの『恋文の技術』(ポプラ社)。
なんか実用書みたいなタイトルですが(笑。
『夜は短し歩けよ乙女』とか『太陽の塔』とか『四畳半神話大系』とか
森見さんの作品は面白いのが多いですからね。

能登半島の実験所に飛ばされた大学院生が、京都に住む仲間たちへ手紙を書く。
最初から最後まで、手紙で構成されてるんですよ。
最初の方を少し読んでみましたが、かなり面白い!!!

同じく関西を舞台に書かれている『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』
『プリンセス・トヨトミ』の万城目学さんの作品も好きですが、
森見登美彦さんの作品もユーモアがあふれていて好きですね。


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塔山郁さんの『毒殺魔の教室』(宝島社)。
第7回「このミステリーがすごい!」大賞 優秀賞受賞作です。
小学校の男子児童がクラスメイトの男の子を毒殺し、
その三日後に服毒自殺。事件の真相は分からずじまい。
その30年後、事件関係者をたずねてまわるところから
物語は始まります。
ドラマの『トライアングル』は25年前の事件を扱っていましたが
こちらは30年前の事件です。読み始めたら一気に読んでしまいそう。

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打海文三さんの『ぼくが愛したゴウスト』(中公文庫)。
主人公は11歳の少年。生まれて初めて、ひとりでコンサートへ。
その帰りに駅で人身事故の瞬間に居合わせたことで彼に異変が起こった。
いわゆるパラレルワールドの話です。
すでに読み始めてますが、どんどん引き込まれていってます、物語の中に。
文庫版の解説を伊坂幸太郎さんが書いてます。


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吉田篤弘さんの『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)。
「月舟町」の十字路の角にある風変わりなつむじ風食堂。
そこに集う人たちが織りなす物語です。
軽やかな文体がとても読みやすいんですよ。
もちろん、内容も面白いです。

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『シュレディンガーの哲学する猫』(中公文庫)。
これは竹内薫さんと竹内さなみさんの共著です。
ある作家のもとに現れた哲学者の言葉を語る不思議な猫が主人公の
”知”への冒険ファンタジー。
たぶん10年ぐらい前になると思いますが
単行本で出た時に、読んでみたいなって思ってたんですが
買いそびれてました。が、文庫化されてるのを書店で見かけたので購入。
ウィトゲンシュタイン、サルトル、ニーチェ、ソクラテスなどに触れてるので
哲学入門書としてもオススメの一冊です、たぶん(笑。
じっくりと読んでみたいと思います!!


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リチャード・ブローディガンの『芝生の復讐』(新潮文庫)。
『アメリカの鱒釣り』の作者による短編集。
「REVENGE OF THE LAWN:Stories 1962-1970」ということで
62年〜70年にかけて書かれた作品が収録されています。
『アメリカの鱒釣り』は大学生の頃に何度も読みました。
これも迷わず購入しました!

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最後はコミックです。
『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』(講談社)。
映画化もされてる『富江』や『うずまき』の作者、
ホラー漫画家の伊藤潤二さんによる猫日記です!!

これは既に読み終えてます!
面白くて、途中で止められなかったんですよ。
犬や猫が登場する漫画は好きなんですが
その中でもかなり上位に入ってきてます、私の個人的なランキングに(笑。


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しょこら

本たくさん読まれているんですね!すごいです☆
恋文の技術、特に気になります~(^^)。
ちょっと本屋さんで見てみようと思います!
鴨川ホルモーは読んでるところなのです♪
by しょこら (2009-03-22 21:54) 

takanobu

しょこらさん、nice!&コメントありがとうございます!
『鴨川ホルモー』を読んでるんですね。万城目学さんの小説は面白いです!

『恋文の技術』もかなり面白いです!
メールじゃなく、手紙っていうのも良いですよね(笑。
本屋さんに立ち寄った時、ちらりと中身をのぞいてみてください!
by takanobu (2009-03-23 04:57) 

takanobu

白熊パパさん、nice!ありがとうございます!
by takanobu (2009-03-24 21:39) 

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