宮崎あおいちゃん主演のドラマ「蝶々さん 〜最後の武士の娘〜」

NHKで放送された土曜ドラマスペシャル「蝶々さん〜最後の武士の娘〜」。

宮崎あおいちゃん主演のドラマで、２週に渡って放送されました。

原作・脚本は市川森一さんです。

オペラの名作「蝶々さん（マダムバタフライ）」が

物語のベースになっているようです。

元佐賀藩の士族の娘として生まれた蝶々さん。

前編では、武士の娘としての心構えを母親と祖母から学び、

成長していく姿が描かれていました。

母と祖母がコレラで亡くなった後は

まさに波瀾万丈の生活になっていくわけですが。

後半は、老舗・末石の舞妓になった蝶々さんが

アメリカ海軍の少尉と知り合い、恋に落ちるという内容。

なんかね。

この物語自体が悲劇だと分かってましたから

楽しそうな場面でさえも、その先の展開が頭をよぎり、

なんか悲しい気持ちになりました。

恋の至極は忍ぶ恋と見立て候。

伊作を演じた伊藤淳史さんと野田秀樹さん、ほかにも西田敏行さん、

余貴美子さん、奥貫薫さん、伊武雅刀さん、若松了さん、戸田恵子さんなど

キャストも豪華でした。

伊作の妹を演じた池脇千鶴ちゃんも良かったですし、

絹役のともさかりえちゃんの演技も印象的でした。

その中でもやっぱり宮崎あおいちゃんの存在ですよ。

武士の娘としての凛々しさ。

そして、かわいさと美しさもありましたね。

着物姿を見てると「篤姫」を思い出したりしました。

ここんところ、民放のドラマにはほとんど出てないので

こういうふうにテレビドラマに出てくれるとうれしいですね〜。

宮崎あおいちゃんが出たNHKのドラマ「純情きらり」も

「ちょっと待って、神様」も好きでした。

映画もいいけど、ドラマももっと出てほしいですね。

タグ：蝶々さん〜最後の武士の娘〜 宮崎あおい

コメント 2

わたしも篤姫を思い出しながら観ましたよ～
良かったですね！

でね、おっしゃるように、悲劇ではありましたが、
忘れ形見の川平慈英扮するジョーが登場しましたでしょ、
あれで、わたしは救われた思いでした・・・
by collet (2011-11-27 14:52) 

colletさん、nice!&コメントありがとうございます！

蝶々さん、すごく良い作品でしたね。

伊作が話を聞かせていた相手がジョーだったっていうのは
蝶々さんが一冊の本に込めた思いが、
ちゃんと伝わったと思ってジーンと来ました。


by takanobu (2011-11-27 22:39)