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【好きな音楽・1】竹仲絵里『Sang』 [音楽/オススメ作品]

自分の好きな音楽(CDなど)について
ちょこちょこと書いてみようかな。
…なんて思ったりしました。
気まぐれというか、思い付きです。
まぁでも、仕事柄、普段から音楽に接している時間が長いですからね。

仕事としてレビューなどを書く機会も多いんですが
個人ブログなので、新譜・旧譜関係なく書いていけたらいいなって思ってます。

で、第1弾は誰がいいかな?って考えました。
Neat's、NIKIIEなどもいいなぁって思ったんですが
竹仲絵里さんの『Sang』に決めました。
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シンガーソングライターの竹仲絵里さんのことは
デビューした頃から好きでずっと彼女の音楽を聴いてきました。
最初にインタビューしたのは、2006年6月にリリースした
アルバム『ペルソナ』の時でしたね。


6年前ですか! 懐かしいなぁ。

そんな感じで、個人的な思い入れも強いアーティストなんですが
4月に『Sang』という7曲入りのミニアルバムをリリースしました。

インディーズ時代の作品を手掛けたAlan Breyをサウンドプロデューサーに迎え
ノルウェーでレコーディングされた作品です。
タイトルもノルウェー語で「歌」を意味します。

ノルウェーのアットホームな雰囲気のスタジオで作られただけあって
アコースティックな楽器の温かさがサウンドにも表れています。
そのスタジオの空気自体がパッケージされている感じですね。

前作『Garden』は4年振りのアルバムでした。
16曲が収録されていて、楽曲のバリエーションも豊かで
まさに盛りだくさんな作品でした。

その『Garden』と対極的な作品だと思います、『Sang』は。
フルアルバムとミニアルバムの違いというんじゃなく、
サウンドの質感という意味で。

『Garden』は曲ごとに違う色があって、
16色のカラフルさが魅力でした。

今回の『Sang』も7曲それぞれが個性ある楽曲なんですが
でも、通して聴いてみると共通項が多いんです。
一番感じるのは”空気感”ですよね。

1枚を通して聴くと、およそ30分。
その時間は、気持ちだけでもどこか遠くへ行っているような心地よさがあります。

このアルバムは1曲目の「Gray」から7曲目の「おなじ星空の下で」まで
一気に聴いてもらいたいです。
自分も、いつも聴き始めたら最後まで聴いています。
というか、自然と最後まで聴いてしまうんです。

ジャケットの写真にも注目してください。
今回のジャケット(ブックレットの中味も含めて)の写真は
竹仲さん自身が撮影したものです。

先月、銀座のRICOH RING CUBEで写真展も開催されましたが
その写真の色がすごく素敵なんですよ。
楽曲の世界観と写真の世界観がピッタリと重なっています。

ジャケットも含めて、ひとつの作品だと思うんですが
まさに今回のアルバムはそうなんです!

この作品で竹仲絵里さんのことがもっと好きになりました。
6月のライブが楽しみだなぁ。

タグ:竹仲絵里
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