映画『クラッシュ』試写、そして平絵里香（ひらえりか）のライブ

昨日の『タブロイド』に続いて、今日も銀座の試写室で映画を一本観てきました。
来年２月に一般公開される洋画『クラッシュ』。
この作品は、2005年ドーヴィル映画祭でグランプリを受賞している。
舞台はロサンゼルス、深夜にハイウェイで起こった交通事故のシーンから
スタートする。刑事、地方検事、テレビ局のディレクター、病院の受付嬢、雑貨屋、鍵屋、自動車強盗まで、さまざまな立場の違う人物が多数登場する。
そして、登場する人たちの間には、親子や夫婦の愛情、人種差別に対する憎悪などが交錯している。
何が善で、何が悪か？　誰が善人で、誰が悪人なのか？　それすらも分からなくなりそうなくらい、複雑に絡まっている。
いくつかの物語が同時進行していくが、じっくりと観ていけば
それほど混同することはなく、
それぞれの物語がうまくバランスを取っているように感じた。
これも、謎解き部分はもちろん観て楽しんでもらいたいが、
感動した胸が熱くなるシーンがいくつもあった。
これは、アメリカが舞台だからこそ成り立った作品だと思う。

夜は下北沢へ移動し、ライブハウスへ。
GOING UNDER GROUNDの河野さん主催のイベント「ダスト・トレイル」を観るために。
今日の目的は、来年１月にデビューする女性シンガー、平絵里香さんを観ること。
先月のライブに行く予定だったが、体調を崩してしまって観れなかったため、
彼女のパフォーマンスを観るのは今回が初となる。
歌謡曲っぽい懐かしさを持つ、個性の強い歌は
今日のような弾き語りスタイルだと、その個性はより強調されて伝わってきた。
歌、歌詞ともに、いい味を出してました。
来月デビューなので、ちょっと注目してみてください。