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片平里菜さんのライブ@自由学園明日館 [音楽/ライブ]

7月11日、自由学園明日館でシンガーソングライター、片平里菜さんのライブを観ました。
シンガーソングライター、表現者、歌い手、ミュージシャン、
そして”片平里菜”というひとりの人間と魅力を存分に味わえたライブでしたね。
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取材で入ったので、ここでは詳しいことを書きませんが
個人的に感じたことを少し。


アンプラグドライブ。
アコースティックセットではなく、アコギだけの弾き語りスタイル。
マイクもアンプも使わず、ステージセットもない。
ステージの上には、片平里菜さんとGibsonのアコギと
途中、のどを潤すための水が入ったペットボトルのみ。

自分の呼吸で歌い始め、自分のテンポで演奏する。
自由度が高いけれど、その分、すべての責任も負わなければいけない。

緊張感がありましたね、里菜さんにもお客さんにも。
どんなライブになるのかを見守るファンの人たち。
どんな反応をしてくれるのかを確認している里菜さん。
お互いが緊張したり、遠慮したり、戸惑ったり。

でも、それは決して悪いことではありません。
より良いライブにするための試行錯誤みたいなものですから。

結果、お客さんとの一体感があって
何か見えない繋がりみたいなものも生まれました。

2階席の1列目、ほぼ真ん中の席で観ていたので
ステージ上の里菜さんの様子も1階席のお客さんの様子もよく見えました。
ライブが進むにつれて、会場内の雰囲気というか、空気が変わっていくのが分かるんです。

途中、ステージから下りて客席のほうへ。
私の席から里菜さんの姿が見えなくなったと思ったら
なんと2階席のほうにも上がってきてくれました(笑。
2階席のファンの人たちへ里菜さんからの大サービスです!!

「始まりに」の時、泣いて歌えなくなる場面がありましたね。
でも、みんなが一緒に歌ってくれたから
途切れ途切れだけど最後まで里菜さんも歌うことができました。


流れた涙には、今回の弾き語りツアーだけでなく
それ以前のことも含めた、たくさんの想いが籠っていたのでしょう。


南壽あさ子さんが2月14日の赤坂ブリッツ公演で涙を流した姿と
この時の里菜さんの姿が重なって見えたなぁ。


【セットリスト】
夏の夜
心は
tiny room
Hey boy!
You've Got A Friend
ぺんぺん草
最高の仕打ち
teenage lovers
あなた
Oh Jane
CROSS ROAD
Come Back Home
amazing sky

(アンコール)
女の子は泣かない
始まりに

(ダブルアンコール)
HIGH FIVE
小石は蹴飛ばして 〜 片思いの味 〜Come Back Home



”あの場所で偶然”
今回の弾き語りツアーのタイトルでもありますが
この場所でしか作れなかったライブでした。
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新しいことに挑戦する
それが難しいことだったとしても
不可能ではないと信じて最後までやり遂げる。

大きな経験になったと思います。
それが今後に繋がって行きます、必ず。



終演後、ステージの袖のあたりで里菜さんに会って話をしてきました。
伝えたいことがたくさんあって、いろいろ話したんだけど
全然伝えられなかったなぁ。

そこで伝えられなかったことは、アルバムインタビューの時に伝えようと思ってます。
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タグ:片平里菜
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mercury

2階最後列だったので、なんとなくステージとの距離感というか空気感の違いを感じてましたが(終演後下に降りてみてこりゃ近いわってなりました。1階だったら緊張して聴いてたかもです)
Oh JANEでまぁ邪魔にはならないからと立ってからは自分の中の壁を壊せたかな。
たぶん、この距離感とか空気感は関係者席の後ろから観る景色の色の違いかなぁ。ホールだと前に関係者席があっても特に気にならないのですが、アンプラグドで聲に意識しようとしても、ファン目線と関係者目線の違いをモロに影響されてしまいましたw

Come Back Homeの時にステージから降りて歩くってのは福岡でもそうだったので、今日も降りるんだろなぁと思ってたら2階にも来てくれたのはかなり嬉しかったです。DVDどうするのかな?
by mercury (2014-07-13 06:15) 

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